2006年09月23日

田舎暮らしに憧れて、花作り!

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おはようございます。
ここ数日暑い日が戻っていますが、やはり秋の空気ですね。

今回はまだムシムシと暑い今月はじめに、福岡県糸島でクルクマを作っているイチノミヤさんを訪ねたときの写真です。

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ニコニコして出迎えてくれました。
ところで『クルクマ』・・覚えてますか?花笑み時でも何度か紹介しています。
以前の記事
何贈ろっ?!  花贈ろっ!! / 何贈ろっ?! 花贈ろっ!! / 花飾ろっ!!何飾ろっ?!

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クルクマは、最初はこんな姿なのですね。はじめてみました。
葉が緑の不思議なグラデーションで、筋を残して透けています。  

さて、イチノミヤ夫妻と話をしているうちに知ったのですが、2人は脱サラをしてこのクルクマを作るようになったそうです。しかも、実家は花とは何の関係もないとのこと。プロでも花作りは大変だというこの時代に、何も知らないで今の生活を選んだというのには驚きです。
「何で花作りをはじめたのですか?」と聞くと「田舎暮らしに憧れていて、子供が生まれるのをきっかけに福岡市からこの糸島へきました。実は、ここに車で、クルクマも都忘れも知らなかったんです。」ってニコニコしていましたが、これには驚きです。
1年目は何をしていいかわからず、小さな家庭園芸用のスコップで作業していたそうです(これってありえません!)2年目はとにかく育てることに精一杯、3年目の今はうまく作ることに奮闘中だそうです。


先日、農業を始めた人のことをテレビで見ましたが、とても大変そうでした。が、イチノミヤさん夫妻はずっと笑顔で、話していて、とても楽しかったです。クルクマがますます大好きになってしまいました。
お花屋さん、来期も糸島のクルクマをよろしくお願いします。
そして、皆さん、クルクマをぜひ飾ってみてくださいね。


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posted by 麻生 さとみ at 09:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 花を生産する人、する事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
麻生さとみ様 はじめましていつも拝見させていただいております。
お花の紹介、とても参考になります。自分もお花に携わっている人間ですが、
制作する際に「このお花は一体どんな感じで咲いているのだろう?」
「生産農家様はどのような試行錯誤を重ねて作られたのだろう?」と最近、よく思います。
若手の頃(笑)はそんな余裕すらありませんでしたが、時を重ねた現在、活けるお花の育った
環境や過程を少しでも解ろうとすることで、ちょっとずつでも高みに行ける様な気がしています。
実際、園芸専門店で働いたこともありますが・・・。

イチノミヤご夫妻や草花園のダイスケ&ミワご夫妻など生産に携わる方々がいて
自分たち【花を活ける人】は成り立つのだと思います。そういう方々を広く伝える麻生様を尊敬しつつ、
これからもこの流れを紡いでいって欲しいと思います。
すみません、長くなりました(笑)
10月のイベント頑張って下さいね!時間が取れたら是非、拝見したいと思います。
Posted by sister M at 2006年09月23日 12:11
sisiter M さま
こんにちは、コメントありがとうございます。お花の仕事に携わる方にこのようなコメントをいただけて、大変嬉しく思います。とても、お花のことを考えて毎日過されているように思われますが、お花を教えていらっしゃるのでしょうか?

お花は他のものと違って、枯れるものですし、なくても困らないものです。でも、お花はなくてはならないものなのは、こころを癒したり、和ませたりするものだからでしょうね。だからこそ、「いくらとかとか、もちがどう」の他にも、「どんな人が、どんな思いで、どんな風にして育って」の部分があるともっと楽しめる気がします。

でも、私自身がそのようなことに気付いたのは最近です、恥ずかしながら・・・なので、私のブログが喜ばれているのかどうかちょっと疑問なところもありましたが、ちょっと自信を持てました!

頑張ってこれからも続けていけたらいいと思っています。

『薔薇の秘密』展でお会いできること楽しみにしています。当日はほとんど会場におりますので、声をかけてくださいね。


Posted by さとみ at 2006年09月24日 08:18
麻生さま
おはようございます。
【お花は枯れるもの】と当たり前のことをごく自然に話されるあたり、やはり素晴らしい方だと再認識いたしましたので、しつこく(笑)コメントしています。
こういうお花を広めていく方を何人か存じ上げておりますが、商業的過ぎる方が多く「本当にお花が好きなんだろうか?」と思うことが多々あります。

自分はひっそり系(笑)なアトリエでお花に携わっているのですが、お客様などにも常々お話していることで、【お花は生花として出荷される段階で生命の期間を限られてしまう。だからこそツボミ=開花=枯れるというごく当たり前な自然の営みを見届けて欲しい】と。ちょっと元気が無くなるとすぐに捨てられる方も少なくないと思うのですが、購入されたお花のメンテナンス・水の量・再生方法など、時間のある方にはお伝えしています。「こちらがお金、払ってるんだから何?」と思われるお客様も多いと思いますが、お客様にお渡しした段階が終わりではなく、そのお花が枯れた時点で自分の役割が終わりなんだと思っているのでそんな感じです(笑)。大した人間ではありませんがお花を提供する以上は【花業界の一部】と思っています。
またまた長いですね(笑)でも麻生さまのコメントを読ませていただきましたら嬉しくなりましたので長々と・・・。
これからも気楽に頑張ってくださいね。一応、草花園さまのお花関係ブログ集に登録していますのでお暇な時は覗いてみて下さい(笑)
Posted by sisterM at 2006年09月24日 13:48
イチノミヤご夫妻のお話、驚きながら、感動しながら読ませていただきました。写真のご夫妻の笑顔が美しいのは、生き方からなんですね☆

コメント欄を読んでいたら、「ブログが喜ばれているかどうか……」とありましたが、私は喜んで拝見しています。楽しませていただいてます♪
あっ、うちの母もです。
Posted by at 2006年09月24日 16:56
sisiterMさま
こんばんは。やはり、普通のお花屋さんではないと思いました。しっかりと、お客様?生徒さん?とコミュニケーションをとれているようで、羨ましいです。
そして、なんだかすご〜くいいほうに私を解釈して頂いているようで、恐縮してしましますが、実は素直に喜んだりしています。私はダメなところばかりですが、お花に育ててもらっている感じです。花を知ることで世界が広がってきます。こうしてsisterMさんと知り合えましたし・・・
sisterMさんのブログ探してみます。
by さとみ


蓮様
こんばんは☆
さすが蓮さん、そうなんです笑顔がとにかく輝いているイチノミヤ夫妻。一緒にいだけで楽しい気持ちにさせてくれます。

ブログいつも見てくださって、そのうえ、コメントもありがとうございます。蓮さんのコメントが励みになっています。そして、お母様にも読んで頂いているなんて、嬉しい限り。これからも、よろしくお願いします。
by さとみ
Posted by さとみ at 2006年09月25日 01:59
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